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LEOCで活躍する栄養士が、仕事への想いやキャリアについて語る本企画。今回はB&I栄養管理部で勤務する、臼田 美貴さん(2006年入社)にインタビューしました。
【栄養士として大切にしていることは?】
栄養士として私が大切にしているのは「楽しんで食べてもらう」ということです。
例えば有料老人ホームは、「食」に「楽しみ」という役割が求められる現場。
そこでは、得意なお菓子づくりを活かしてスイーツバイキングのイベントを開催するなど、栄養士としてお客様に提供できることの多さを学びました。
また、クラブハウスでサッカー選手に食事を提供していたときは、選手の誕生日にそれぞれが好きなメニューを取り入れるという企画を提案。
栄養バランスが優先される環境で、好きな食べ物を食べる楽しみを持ってもらいたいという想いから生まれた企画でした。
LEOCにはたくさんの業種があり、それぞれの環境に合わせた特徴があります。病院など制約が大きい環境もありますが、その中でも最大限、食べることを楽しんでもらいたいという想いで取り組んでいますね。
【LEOCでの経験、魅力について】
入社後はヘルスケア、シニア、アスリート、B&Iの4つの分野で、献立作成・調理等のさまざまな業務を経験しました。
ヘルスケアであれば塩分の少ない調理が大事で、アスリートであれば増量を目的とした栄養バランスが大事など、場所によって重視する点も、食材の切り方も変わってくるので、学びと発見の連続。
幅広い経験が、私の栄養士としての視野を広げてくれていると感じます。
仕事で得た学びをさらに広げていける環境も、LEOCの魅力ですね。
私は入社後に、働きながら管理栄養士の資格を取得しました。
試験勉強に取り組むのはもちろん大変でしたが、学ぶことが自分のキャリアや将来のビジョンを見つめるきっかけとなり、それが大きなモチベーションになっていました。
資格を取得してからは、知識を裏付けとしてお客様に説得力のある提案ができるようになるなど、学んだことを仕事に活かすことができ、諦めずに勉強を続けてよかったと心から思います。
管理栄養士の資格を取ったことで臨床分野への興味も広がり、「LEOC大学院(栄養学部)」へのチャレンジを決めました。
「LEOC大学院(栄養学部)」は、臨床に強い栄養士を目指すための選抜型の研修制度。
栄養に関する体系的な視野が身につき、健康であるためにいかに普段の食事で予防することが大切かを以前よりも感じるようになりました。
【これからの臼田さんの目標は?】
こうした学びを経た今の目標は、B&Iの栄養管理部として担当している事業所で、食事を通して病気を予防するアプローチを増やすこと。
形がないものなので迷いもありますが、それ以上に楽しみを感じます。
こうして、今まで私が栄養士としてステップアップできたのは、さまざまな業態の経験と学びがあったから。学びの多いLEOCでは、きっと、おもしろいキャリアが描けると思いますよ!