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LEOCで活躍する栄養士が、仕事への想いやキャリアについて語る本企画。今回は保育園で勤務する一ノ宮 梨花さん(2015年入社)へインタビューしました。
【仕事に対する想い】
私は学生のころから子どもが好きで、保育園で子どもの食事をつくりたいと思っていました。
参加した説明会で、手づくりにこだわっていることを知り、栄養士としてのやりがいと魅力を感じたことが入社のきっかけです。
保育園に異動したのは2年目のことでした。
献立作成では栄養価を考えることはもちろん、子どもたちが楽しく全部食べられるように工夫することも大切。
盛り付けや、型抜きで興味をもたせるのは、保育園ならではの取り組みです。
こうして、子どもたちから「美味しい!」という声を直接聞くことができたときは、最高にうれしい瞬間。
そして、保護者の方からは「うちでは野菜を全然食べないのに園だと全部食べている。どんな調理をしているんですか?」という言葉をいただけたときも、保育園の栄養士として喜びとやりがいを感じます。
【LEOCでの経験】
これから食べることを覚えていく子どもたちに、食育はとても大切だと思っています。
その企画提案や実施も私の大切な仕事です。
例えば、今の子どもたちは、食材そのものを見る機会が少なく、元の形を知らないこともあります。
そこで、この間はみんなでトウモロコシの皮むきをして、そのトウモロコシを使った料理を出しました。
あの黄色いツブがどんな形で実っているか、それを知ってもらうためです。
また、提案した食育クイズも好評でそういった食育イベントを提案すると子どもも先生も喜んでくださり、園長先生からも「ぜひお願いします!」と言っていただいています。
【これからの目標】
入社3年が経った今、リーダーシップも発揮し、仕事に手応えを感じてきたところ。
今後、力を入れたいのは食育ですね。
今、私は保育園の現場を受け持ちながら、本社の「保育園プロジェクトチーム」のメンバーとしてメニューを開発しています。
LEOCの保育園給食をよりよくすることが狙いです。
今は、アレルギーを持っている子が一人だけ別のメニューになってしまわないよう、アレルギーに考慮したおやつの試作を行うところ。
小麦や牛乳の代わりに米粉や豆乳を使って同じものがつくれないか検討し、みんなで一緒のものが食べられるようにしたいと思っています。
もっといろいろ学び、経験を積みながら、その園に求められるものを提案できる栄養士へと成長していきます。