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INTERVIEW

「楽しいこと」を探して――「Blue Globe Tokyo」で活躍する栄養士

鈴木 奈緒さん(首都圏BI第四支社第1支店 シニアマネージャー)

2020年9月に東京・表参道にオープンした「Deli & Cafe Blue Globe Tokyo」(以下BGT)。「Vegan」「Healthy」「Beauty」「Athlete」「Guiltfree」という5つのコンセプトに沿った、美味しくて身体にも地球にも優しいデリを楽しめるお店です。
その中で「Healthy」を担当するのが、鈴木 奈緒さん。「楽しいことが大好きです」と語る鈴木さんの、「仕事を楽しむコツ」とは何なのでしょうか。

 

現場が好き

鈴木さんは2007年にレオック東京(当時)へ入社。高校生のころから、栄養士になることを決めていました。

鈴木「もともと食べることが好きでした。『なんでこんなに美味しいんだろう』とか『どうしてこれを食べると健康になるのかな』とか、美味しさの秘訣を探るのが好きだったんです。そこから栄養士を目指すようになりましたね」

就職活動を経て、鈴木さん自身が最も興味のあったというB&I分野(社員食堂・ホテル・学生寮など)を数多く受託運営していたLEOCへ。事業所での経験は「とにかく人に恵まれた」といいます。

鈴木「最初は正直不安でしたが、事業所のサプラー※さんや上司の方々含め、周囲の方々に恵まれたと思います。また私自身栄養士でしたが、デスクワークにかかりっきりではなく、自分からどんどん厨房業務に入ってコミュニケーションを取るように心がけていました。それは今でも変わらずにやっています」
※サプラー:パート従業員。「満足を生み出す人」を意味するLEOCの造語。

一時は本社の栄養管理部として複数の事業所を担当する時期もありましたが、「どちらかというと現場が好き」と語る鈴木さん。

鈴木「現場にいないとお客様のことが分からないですし、厨房で働く従業員のことも分かりません。レシピにしても、従業員一人ひとりの特性を生かしながら、作業しやすくお客様にも喜んでいただけるようにアレンジすることもあります。そうした、本社と事業所の橋渡し役になっていければと思っています」

目の前のお客様と一緒に働く従業員を大切にしながら、事業所を盛り立てていくことに楽しさを感じるという鈴木さん。そんな鈴木さんにある転機が訪れたのは、今から5年前のことでした。

 

 

変化を求めて他社へ

鈴木さんは5年前、当時勤めていた事業所の閉鎖に伴い、LEOCを退職することを決断しました。

鈴木「その頃、LEOCのなかでキャリアを歩んでいくことに『このままでいいのかな』と感じている自分がいて・・・。一度新しい環境のなかで、考える時間がほしかったんです」

その後数か月の空白期間のなかで「やっぱり給食の仕事がしたい」と思い、他の給食受託会社へ就職した鈴木さん。しかし一度LEOCを離れたことで、新卒入社のころは分からなかった特徴が見えてきたといいます。

鈴木「LEOCは全体的に若い方が多いですし、新しいことをやろうという雰囲気を感じました。どちらも一長一短だとは思いますが、私が移った会社は良くも悪くも落ち着いている感じ。事業所も異動がありませんでした」

転職から5年後、再びLEOCから連絡が。B&I分野で豊富な事業所経験を持つ鈴木さんに、BGTでのメニュー監修の依頼が舞い込んできたのです。

変化を求め、一度は離れたLEOC。しかし新卒から事業所で積み上げてきた実力があったからこそ、再び必要とされて舞い戻ることとなりました。

 

 

新たなチャレンジの日々

鈴木さんは2020年3月にLEOCへ復職。現在は都内にある企業の社員食堂で栄養士として勤務しつつ、BGTの「Healthy」デリのメニュー監修を担当しています。そこには、長くB&I分野で従事してきた鈴木さんならではのこだわりがありました。

鈴木「社員食堂にはよく『ヘルシーメニュー』が出ていますが、どこの事業所でもなかなか食数が伸びないんですよね。単に低カロリーというイメージを持たれてしまって、なんだか損をした気分になってしまうんだと思います。

だからこそ、BGTの『Healthy』は単に低カロリーなだけではなく、減塩で、栄養価が豊富で、しかも美味しいものになるよう心掛けています。栄養士としての腕の見せ所ですし、ここからヘルシーメニューのイメージが変わっていけばいいなと思っています」

一方で復職と同時期に直撃した新型コロナウイルスは、鈴木さんにとって新たなチャレンジの機会にもなりました。

鈴木「最初のうちは本当に『どうしよう』と思いました。それでもクライアント様と連携しながら、まずお弁当の提供を始め、次に待ち時間のかからない丼ものなどの提供を再開しました。最近ようやく定食の提供が再開して、少しずつですが以前の状態に戻ってきているかもしれません」

食数が非常に読みづらく、まだまだ試行錯誤の最中だというコロナ禍での食事提供。それでも日々の小さな変化や達成感を楽しみながら、鈴木さんは新たな環境に立ち向かっています。

 

 

仕事をもっと楽しむために

栄養士としてキャリアを重ねるかたわら、家庭との両立も経験している鈴木さん。今後の仕事とプライベートのバランスに不安を抱える栄養士へ、「そんなに不安に思わなくていいですよ!」とエールを贈ります。

鈴木「私自身結婚しても仕事がしたかったですし、特に働き方は変わっていません。確かに栄養士として責任感を持つことは大切ですが、そこまで気負いすぎなくても事業所の仕事は回っていきます。仕事とプライベートのメリハリをつけることが、長い目で見れば職場にとっても大切だと思います」

ただ、そこにはうまく休むための工夫も必要だといいます。

鈴木「単に仕事を『できない』と言うのではなく、『こうしたらできる』ということを示すのが大切だと思います。現場全体を見れば、もっと簡単にできることや時間をかけずにできることがありますし、そのなかでみんなが働きやすくなるよう心を砕いていくことが大切ですよね」

鈴木さん自身、趣味は海外旅行。今年はコロナ禍でほとんど行けていないといいますが、そうしたリフレッシュの機会が新たなアイデアをもたらしています。

鈴木「新しい環境や情報に接することが好きなんです。それが仕事のアイデアにつながったり、現場で一緒に働く方との話のタネになったり。アンテナを高く張っておくことで、損することは何もないと思います」

最後に「将来の夢」を訊くと、「あまりはっきりしていないですけど・・・」としばらく考え込んだ鈴木さん。

鈴木「大きな夢はないですけど、とにかく楽しく過ごしたいです。ワークライフバランスをきちんと取りながら、どちらも充実させていきたいですね」

自分自身が「楽しく感じるポイント」を理解し、目の前の環境から「新たな楽しさ」を探し当てる繊細さ。それが、B&I分野の栄養士に必要な提案力とバランス感覚、そしてチームワークにつながっています。

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