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INTERVIEW

真摯に、ぶれずに貫く――「Deli & Cafe Blue Globe Tokyo」で活躍する栄養士

渡邉 治菜さん(株式会社LEOC 首都圏BI第二支社第3支店 シニアマネージャー)

2020年9月に東京・表参道にオープンした「Deli & Cafe Blue Globe Tokyo」(以下BGT)。「美味しくて身体にも地球にも優しい」をコンセプトに、「Vegan」「Healthy」「Beauty」「Guiltfree」「Athlete」という5つのテーマに沿ったデリを提供しています。

その中で「Beauty」のメニュー開発・監修を行っているのが、渡邉 治菜さん。栄養士ながらも勤続20年以上という渡邉さんが、長く活躍してこられた秘訣とは何なのでしょうか。

 

代えのきかない経験

渡邉さんは短大を経て、1999年に全食(当時)へ入社。学生時代の部活動が、栄養士を目指すきっかけでした。

渡邉「実は剣道をしていたのですが、ある時部活中に貧血になってしまって・・・。その時に食生活や栄養の大切さが身にしみたことで、栄養士という仕事を考えるようになりました」

入社後は学校施設に配属になり、主に調理業務を担当。その後大型ホテルの給食運営を受託したことで、約3か月間そちらへ従事することになりました。渡邉さんにとっては、非常に新鮮な経験だったといいます。

渡邉「まだ右も左も分からない状態でしたし、新規オープンの事業所だったので、オペレーションを責任者の方と相談しながら一つひとつ進めていきました。新人のうちにそうしたことを経験できたのは大きかったと思います」

その後は大手製薬会社の社員食堂を2か所渡り歩き、最終的に店長まで経験。B&I(社員食堂・ホテル・学校など)の分野で、貴重な経験を重ねていきました。

渡邉「これまで、さまざまな規模やクライアント様の事業所をたくさん経験させていただきました。もちろん新しい事業所では苦労することもありますが、ちょっとしたことでは動じない肝が据わってきたと思います(笑)」

若くして、代えのきかない経験と仕事への姿勢を身につけた渡邉さん。ちょうどその頃、会社も大きな変化を迎えることになりました。

 

本社での苦闘 

渡邉さんが勤務していた全食は、2002年7月にソデッソジャパン(当時)へ買収。ほどなくして複数の受託給食会社を子会社化し、新たに「LEOC」として生まれ変わりました。その後渡邉さんも、本社の栄養管理部に異動することに。

渡邉「いくつかの事業所を巡回しながら、それぞれの栄養士のサポートやメニュー作成等を行う立場です。当時はPCも不慣れでしたし、会社も大きくなっていく途上だったので、毎日必死でした」

それでも日々多様な人々と会うなかで、徐々にかけがえのない縦横の人間関係を築き上げていきました。

渡邉「栄養管理部では同僚や現場の若い栄養士さんたちにたくさん学ばせていただきましたし、事業所ではなかなか出会わないような方と仕事をすることもありました。そうしたつながりは、事業所に戻った今でもすごく生きています」

会社が新生LEOCとして成長していくなかで、改革を感じることもあったといいます。

渡邉「今となっては当たり前ですが、衛生や調理のルールが厳しくなりましたし、事業所を見てくれる担当者もしっかりと配置されるようになりました。また『LEOC大学』のような学びの機会もあって、成長できる環境が整ってきたと感じます」

渡邉さんは栄養管理部で10年以上勤務。徐々に大きくなる会社を見つめ、自分自身もかけがえのない人財として成長してきました。

 

輝ける環境をつくる

栄養管理部での勤務時代に、渡邉さんは結婚と出産を経験。その後育児上の都合で、本社から再び事業所へ異動し、現在に至ります。

渡邉「ずっと仕事を大切にしてきたので、『仕事を辞める』という選択肢はなかったですね。周囲の方にも経験者がたくさんいらっしゃったので、アドバイスをいただいたり、実際の仕事でもご配慮いただいたりしています。そのおかげで、不安はなかったです」

現在は再び事業所の責任者として、仕事と家庭を両立しながら取り組む毎日。そこでは、本社時代に築いた人とのつながりが大きく生かされています。

渡邉「事業所で働いているとどうしても『本社はどういう方針なのだろう』『他の事業所はどうしているのだろう』と疑問を持つことがたくさんあります。そうした時に気軽に聞ける環境をつくってこられたのはすごく大きいですね」

また昨今のコロナ禍による研修のオンライン化も、非常に画期的な出来事だったといいます。

渡邉「都外の事業所で勤務しているので、これまではどうしても本社へ足を運ぶ時間を割けないこともありました。でも今は研修をオンラインで受講できるので、気軽に新しいアイデアを得ることができ、とても助かっています」

多忙な日々の中でも周囲の助力を得ながら、しっかりと仕事に打ち込める環境を整えてきた渡邉さん。そうして取り組んでいけるモチベーションとは、いったい何なのでしょうか。

渡邉「特にB&I分野に言えることですが、『いつも目の前にお客様がいる』ということです。もちろん緊張感はありますが、お客様を喜ばせるために創意工夫をこらして、アイデアを形にしていく仕事。そこが楽しいから続いているのだと思います」

目の前のお客様のため、周囲の助けを得ながらも全力を尽くせる環境をつくってきた渡邉さん。そんな渡邉さんがいま取り組むBGTの仕事とは、どのようなものなのでしょうか。

 

すべてはお客様のために

渡邉さんはBGTで「Beauty」のメニュー開発・監修を担当。当初は苦労が大きかったといいます。

渡邉「栄養管理部時代にメニュー考案こそやっていましたが、今回は客層からコンセプト、使用する食材までまったく違います。私自身勉強しながら、手探りで進めていきました」

そのなかでポイントにしたのが2つ。「身体にやさしいこと」「旬の食材であること」です。

渡邉「『身体にやさしいこと』はもちろん大前提ですが、その中でも旬のものを美味しく食べられるように心がけました。いくら身体にやさしくても、旬でなければ地球環境に負荷をかけてしまいますし、BGTのコンセプトとずれてしまいます。何より美味しくなければ、身体にいいものでも意味がないですよね」

渡邉さんが手がけた「Beauty」のデリは、若い女性をメインターゲットとするBGTのなかで主力商品として活躍。多様なクライアントに対して「目の前のお客様のために」と培ってきた実力が、新たな形で生かされています。

最後にこれからの目標について訊くと、「あまりないですね・・・(笑)」と正直な答えが返ってきた渡邉さん。

渡邉「大きな目標よりも『目の前のお客様に何ができるか』ということを、日々の業務の中でサプラーさんたちと話し合いながら、より突き詰めていけたらいいなと思っています」
※サプラー:パート従業員。「満足を生み出す人」を意味するLEOC独自の造語。

飾らずに、しかし真摯に貫くこと。目の前のお客様一人ひとりへの強い想いが、活躍し続ける大きな原動力となっています。

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